![](https://kjournalwpx.wpx.jp/wp-content/uploads/2018/09/brouch-2.png)
![](https://kjournalwpx.wpx.jp/wp-content/uploads/2023/11/pixta_79284197_M-1.png)
S・T様はご家族5人でお住まいです。S・T様ご本人は50代と比較的若い年齢ですが、同居されているお母さまのために、と現在のお住まいに高齢期の備えとしてリフォームすることを決意されました。
早めの備えをすることで、S・T様ご本人も現在の住まいを終の棲家として利用できるようになりますし、お母さまもより健康に暮らすことが可能となります。 今回は、S・T様が行ったリフォームについてお話を伺いました。
リフォーム後インタビュー
- S・T様(女性)
- 住まいが築25年経っており、水回りの不具合もありましたが、今回のリフォームで修理し安心感を得ました。
また、リビングとトイレに二重サッシなど断熱を強化したことで、暖かさと快適性の向上、防音効果も感じています。
- S・T様(女性)
- まず、リビングフローリングの床の断熱補強を行いました。床下から断熱材を吹き付ける工法なので、暮らしながらの工事が可能でした。
床下の断熱と内窓の設置により、以前と比べて部屋全体の暖かさが向上し、他の部屋から移動するとはっきり感じられるくらいです。特に足元が暖かくなったと感じており、リフォーム前は一年中低反発のマットを敷いて過ごしていましたが、リフォーム後は寒さを感じた冬だけ敷くことで過ごせるようになりました。
- S・T様(女性)
- トイレに新しく設置した手すりは、同居の母が利用しており、足元に設置したヒーターにより、トイレでの寒さを感じないとのことです。
浴室に関しては、折れ戸から引き戸に変更することで使いやすくなりました。
以前は、浴室内で誰かが転倒するなど、緊急時の対応が難しいのでは...と感じていた為、引き戸にすることで備えとして安心感が得られたと感じています。
浴室内の手すりは母の為に設置しました。入浴がより安心になったと母が喜んでいます。浴室暖房も導入しましたので、冬の入浴時の身体への負担が軽くなったことは、私たちも感じています。
- S・T様(女性)
- その他にはキッチンをリフォームをしました。母の火の消し忘れが心配だったのですが、新しいコンロには、空焚き防止や消し忘れの自動消火などの安全装置が充実していて安心ですし、お掃除も簡単。母も私も喜んでいます。
何か心配なことがあったら、住み続けと住み替えの総合相談窓口を活用してください。
住まいの概要
形態 | 戸建て住宅2階建 |
---|---|
所在地 | 千葉県千葉市 |
築年数 | 25年 |
居住者 | 家族5人暮らし 当時:夫婦(58歳,56歳)、母(78歳)、娘(25歳)、息子(22歳) |
改修時期 | 2020年12月 |
施工場所 | リビング、キッチン、浴室、トイレ |
※新築時も現在もお住まいの方に☆マークが付いています。
ギャラリー
今回のリフォームで改善された、S・T様のご自宅のポイント
============================================
・LDKの温熱環境の改善を行ったことで、健康面や活動面の向上
・浴室、トイレへの手すりの設置により、活動時の体への負担軽減や転倒防止
・LDKを一体空間にしたことにより、冷暖房効率向上と開放的なキッチン空間に
・キッチン設備の更新で安全性向上、掃除のしやすさを改善
============================================
高齢期の快適な住まいの実現に向けて
いかがでしたでしょうか。
人生100年時代。健康寿命を伸ばし、日々元気に過ごす為にも、早めに住環境を見直しておくことが大切です。
愛着のある現在の住まいに住み続けることができるように、元気なうちに将来を見据えましょう。
またガイドラインに沿った診断を行うことで、目先の利便性だけではなく、将来を見据えたポイントにも気づくことができ、安心して高齢期に備えることができます。
リフォームだけではなく、住み替えという選択肢もあります。
一度ご自身のライフビジョンについて考え、豊かに楽しく暮らす準備をしてみてはいかがでしょうか。
■将来の生活を見える化しましょう
→ライフビジョンシートはこちら
■今の住まいに今後も安全・快適に住み続けられるかチェック
→「あなたと生活環境」相性診断及び「あなたと住まいの健康度」相性診断
はこちら
高齢者住宅協会では、さまざまな専門性を持つ相談員が初回無料で相談に応じるオンライン窓口を設けています(予約制)。ぜひご活用ください。