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10月10日は転倒予防の日~生涯筋活で転倒予防!生涯動ける身体づくり

公開日:2022年10月15日|更新日:2022年10月17日

10月10日は転倒予防の日、消費者庁では、転倒予防学会がとしたことに合わせ、国民に対する転倒予防の呼びかけを行っています。
健康寿命を延ばすために、生涯筋活で転倒予防、生涯動ける身体づくりを始めませんか。
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科町田修一教授の監修の元、加齢に伴う様々な体の変化や、自分の体重を使って行う自体重トレーニングを学べる一般社団法人生涯健康社会推進機構「生涯筋活アドバイザー検定」について紹介します。

目次

10月10日は転倒予防の日

10月10日は日本転倒予防学会が提唱する「転倒予防の日」です。消費者庁は、日本転倒予防学会と協力して、「転倒予防の日」を契機に、国民に対する転倒予防の呼びかけを行っています。

令和3年10月6日消費者庁 
チラシ「 毎日が#転倒予防の日~できることから転倒予防の取り組みを行いましょう~
参考資料 「 毎日が#転倒予防の日~できることから転倒予防の取り組みを行いましょう~

加齢に伴う運動機能の変化

2019(令和元)年国民生活基礎調査によると、要介護状態となる原因としては、「脳卒中(脳血管疾患)」や「心臓病(心疾患)」などの持病や疾病の悪化などが1位2位を占めています。
一方、骨折転倒や関節疾患、高齢による衰弱など筋力の減少や運動器の機能障害に起因するアクシデントが原因で介護状態になる方も多く、特に女性の場合は約45%にも上ることがわかります。

また、加齢とともに、筋力や瞬発力は65歳以降急激に衰えていくことも調査で判明しております。

加齢による運動器の衰えをロコモティブシンドローム(Locomotive Syndrome:運動器症候群)(略称ロコモ)と言います。立つ、座る、歩くなどの基本的な動作に必要な体の筋肉や骨、関節、神経などが衰えて、移動機能が低下した状態をいいます。またロコモが進行すると、歩くことが困難になって日常生活にも支障が生じ、要介護や寝たきりにつながる可能性も高くなってしまいます。
「最近、歩く速度が遅くなった」「姿勢が悪くなった」「転びやすくなった」などの変化を感じたら、ロコモの始まりかもしれません。
ロコモを防ぎ、いつまでも健康で自立した生活を営むためには、「動けるからだ」を維持することは不可欠です。

介護予防のポイントは筋肉の維持

「動けるからだ」づくりのためには、筋肉を維持することが重要です。しかし、何もしなければ、筋肉は加齢とともに1年で約2%ずつ減少すると言われています。
また、最近の研究では、1日のうち座っている時間が長い人ほど寿命が短いということも明らかになっています。疲労感や転倒への不安などもあって動かない生活をしているとロコモや加齢に伴う筋力低下のリスクが高まってしまいますから、高齢になっても筋肉を積極的に動かす「筋活」を心がけましょう。

筋肉づくりのためには、筋力トレーニングが必要ですが、トレーニングには正しい知識と方法で進めなければ、効果を望めなかったり、逆に体を痛めてしまう事にもつながります。この度、一般社団法人生涯健康社会推進機構では、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科町田修一教授の監修の元、加齢に伴う様々な体の変化や、自分の体重を使って行う自体重トレーニングを学べる「生涯筋活アドバイザー検定」をスタート致しました。
全てWEBで完結する検定で、初級である3級は2.5時間の受講で生涯にわたって健康に過ごすための知識が学べます。

生涯筋活アドバイザー検定 https://shogaikinkatsu.jp

いつまでも自分らしく、健康で楽しい毎日を過ごす為に、正しい知識と運動習慣を身に着けて頂くことをお薦めいたします。

文章作成
一般社団法人 生涯健康社会推進機構
監修
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科
町田修一教授

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公開日:2022年10月15日|更新日:2022年10月17日

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