ニュース 住まいの備え

経済産業省:冬季の省エネルギーの取組について

経済産業省は、2022年11月1日、「冬季の省エネルギーの取組について」を決定しました。
冬季の省エネ・節電メニューを参考にして、需給ひっ迫時への備えをしっかり講じつつ、ヒートショック対策は欠かさないなど、無理のない範囲での節電へのご協力をお願いします。

目次

今年の冬の電力需給

この冬も、政府は12月1日から来年3月末までの節電要請を出しています。
災害や大規模な発電所のトラブルが発生した場合、安定供給ができない可能性があるため、生活や経済活動に支障のない範囲で節電にご協力いただきたいとのことです。政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言していますから、一人一人が省エネや節電に取り組んでいくことが大切です。

省エネポータルサイト

節電に関する情報は、省エネポータルサイトから提供されます。

■省エネポータルサイト(経済産業省資源エネルギー庁)
省エネポータルサイト

家庭用リーフレット

少しの工夫でできる省エネへの具体的な取り組みを紹介したリーフレットが作成されています。

●リーフレット(家庭用)
ご家庭でも省エネに取り組みましょう

減らす工夫~機器の効率的な利用~

・冷蔵庫に関すること

無駄な開閉を控えるとともに、開閉は手早く行うこと。食品の傷みに注意しつ
つ、適切な温度設定とすること。放熱スペースの確保のため、周囲と適切な間隔
を空けて設置すること。

・照明に関すること

不要な照明はこまめに消灯すること。

・テレビに関すること

部屋の明るさに合わせた適切な明るさで視聴するとともに、視聴しない時はこまめに消すこと。

・暖房に関すること

適切な室温管理(暖房の場合は室温 20 度目安)をすること。
エアコンのフィルターは適切に清掃すること。
なお、新型コロナウイルス感染症を予防するため、換気扇や窓開放によって換気を確保すること。

「フィルターの掃除はこまめにすること」「厚手のカーテンを使用すること。床まで届く長いカーテンだとなおよし」「扇風機を併用して暖まった空気を循環させると効率的に部屋を暖めることができる」などをするとさら節約効果があります。

・調理に関すること

ガスコンロは、炎が鍋底からはみ出さないように調節すること。炊飯器は、タイマーを上手に使うなどにより、なるべく保温時間を短くすること。

・給湯に関すること

シャワーは不必要に流したままにしないこと。
入浴は間隔をあけずにし、追い焚きの回数を減らすこと。

ずらす工夫

「ずらす」は電気を使う時間帯をずらすことです。冬は、夕方5時から夜9時頃に掛けて家庭での電気使用量が増えます。暖房はもちろん、夕方から暗くなるため照明を使用し、夕食作りやテレビの視聴などにも電気を使用します。しかも、冬は日照時間が短く、夕方の早い時間から太陽光発電の出力も少なくなります。そのため、この時間帯の電気消費量を抑えるために「ずらす」工夫が重要です。

例えば、夕ご飯に炊飯器をご飯を炊くとしたら、
夕方の時間帯を避け、朝、夕ご飯の分までご飯を炊いて、一旦電源を切り、食べる前に電子レンジで温める方が節電になるのだそうです。

政府広報オンライン

政府広報オンラインでは、「減らす ずらす 切り替える」という、お財布にも、地球環境にも優しい省エネ・節電ライフを送るヒントを深掘りしたラジオ番組を制作しています。

●政府広報オンライン 青木源太・足立梨花 Sunday Collection 「減らす ずらす 切替える」冬の省エネ・節電対策

放送日
令和4年(2022年)11月27日
時間
17分39秒
配信終了予定日
令和5年(2023年)11月26日

省エネ・節電特設サイト

資源エネルギー庁では、節電に関する情報をまとめて情報提供する「省エネ・節電特設サイト」を開設しています。

●省エネ・節電特設サイト(経済産業省資源エネルギー庁)省エネ・節電特設サイト

将来の住まいについて
元気なうちに相談しましょう!
オンライン相談窓口を開設しました
住まいや介護のエキスパートに相談する
(もちろん無料)

上へ