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75才以上人口が初めて2000万人を超える・10人に1人が80歳以上となる~令和5年敬老の日にちなんで~

総務省統計局では「敬老の日」を迎えるにあたって、統計からみた我が国の高齢者を令和5年9月17日に発表しました。

これによると総人口に占める高齢者人口の割合は29.1%と過去最高になり、75才以上人口が初めて2000万人を超えたことがわかりました。

目次

高齢者人口比率は29.1%と過去最高に!

我が国の65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は、1950年以降、一貫して増加していましたが、2023年9月15日現在の推計では3623万人と、前年(3624万人)に比べ1万人の減少となり、1950年以降初めての減少となりました。
一方、総人口に占める割合は29.1%と、前年(29.0%)に比べ0.1ポイント上昇し、過去最高となりました。

75才以上人口が初めて2000万人を超えに! 10人に1人が80歳以上に!

75歳以上人口は2005万人で、前年に比べ72万人増、80歳以上人口は1259万人で、前年に比べ27万人増となっており、65歳以上人口以外の区分では増加傾向となっています。
なお、75歳以上人口は、前年に比べ72万人増加したことにより、初めて2000万人を超えました。80歳以上人口は、前年に比べ27万人増加したことにより、およそ1300万人、総人口に占める割合は9.9%と、日本人のおよそ10人に1人は80歳以上となっています。

この増加幅は、いわゆる「団塊の世代」(1947年~1949年生まれ)が2022年から75歳を迎えていることによると考えられます。

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