【S・M様邸リフォーム事例】家を温かく、未来を明るく。思い出の場所で始めるセカンドライフ。
65歳を目前に二人のお子さまが独立し、ご自身もそろそろ仕事が落ち着きそうと予想されていたS・M様。高崎の家を将来に備えたリフォームし、終の棲家とすることに決めました。
終の棲家としてリフォームされた新しいリビングは、穏やかであたたかい雰囲気があります。近隣には友人や知人もいるため、楽しく暮らしているそうです。
そんなご夫婦のリフォーム事例をご覧ください。
リフォーム後インタビュー
とにかく快適に過ごせるようになったリフォーム後の自宅
- S・M様(男性)
- 以前は、冬になると足元が寒くて不快な思いをすることが多かったんです。リビングは家の中で一番長い時間を過ごす場所でリラックスして過ごしたい空間です。改修前はエアコン暖房だけでは頼りないと感じ、ファンヒーターも使っていました。今回のリフォームでリビングの窓に内窓を設置し、床全体の断熱を補強して床暖房を導入したところ、足元が暖かくなって快適となり、リラックスしてゆったりとした気分で過ごせるようになりました。
- S・M様(男性)
- 改修して床暖房にしたことで、おだやかな暖かさとなったうえ、ファンヒーターの運転音がなくなったことでテレビの音量設定が小さくなりました。改修前にはすきま風やファンヒーターの運転音による刺激にさらされていたのが、それがなくなったことでどれだけ不快に感じていたか気付きました。キッチンも床暖房を設置し、台所仕事も楽になりました。
- S・M様(男性)
- 生活する場所にある窓には内窓を設置しました。冬には室内の暖かさが逃げにくくなったという点と、夏の陽射しの暑さが入りにくくなったという点で変化を感じます。内窓の設置と床の断熱改修、床暖房の設置の合わせ技でより快適になりました。
- S・M様(男性)
- 手すりを取り付けたこともとても良かったです。将来への備えとして、玄関と2階へ上る階段に設置しましたが、まだまだ身体が動く現在も日常的に利用しています。また、キッチンのコンロをガスからIHに変えました。年齢を重ねるにつれて、炎を使わない方が良いと考えていたので、安心感が増しました。ただ、慣れるまでは大変でしたよ。
- S・M様(男性)
- 今回のリフォームは、終の棲家となるようにと思いました。60代の身体の状態を考えると十分にできたと思っています。将来、身体が動かなくなるような時が来たら、例えば2階に上がるのが難しくなったら、寝室を一階に移すなど、いくつかの可能性に対して対策できるようにと考えています。
住まいの概要
形態 | 戸建て住宅2階建 |
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所在地 | 群馬県高崎市 |
築年数 | 25年 |
居住者 | 夫婦2人暮らし (当時65歳,66歳) |
改修時期 | 2022年3月 |
施工場所 | 玄関、リビング、キッチン、寝室、浴室、トイレ |
※新築時も現在もお住まいの方に☆マークが付いています。
ギャラリー
今回のリフォームで改善された、S・M様のご自宅のポイント
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・温熱環境の改善を行ったことで、健康面や活動面の向上
・玄関や浴室・トイレへの手すりの設置により、活動時の体への負担軽減や転倒防止
・キッチン、トイレや浴室の設備更新により、使いやすさと安全性を向上
・浴室の出入口を拡大することで、将来車椅子使用になった場合の備え。将来心身状況が変化した場合の介助者の負担軽減。自宅で過ごす時間を長くできることが期待
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高齢期の快適な住まいの実現に向けて
いかがでしたでしょうか。
人生100年時代。健康寿命を伸ばし、日々元気に過ごす為にも、早めに住環境を見直しておくことが大切です。
愛着のある現在の住まいに住み続けることができるように、元気なうちに将来を見据えましょう。
またガイドラインに沿った診断を行うことで、目先の利便性だけではなく、将来を見据えたポイントにも気づくことができ、安心して高齢期に備えることができます。
リフォームだけではなく、住み替えという選択肢もあります。
一度ご自身のライフビジョンについて考え、豊かに楽しく暮らす準備をしてみてはいかがでしょうか。
■将来の生活を見える化しましょう
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