ニュース 厚生労働省 熱中症

厚労省から注意喚起:熱中症予防のために

厚生労働省は、5月18日に、「熱中症予防の普及啓発・注意喚起について」の周知依頼を発出しました。厚生労働省では、熱中症予防を広く国民に呼びかけることを目的として、リーフレットを作成しています。ここでは、リーフレットから、こまめな水分・塩分の補給、扇風機やエアコンの利用等の熱中症の予防法について紹介します。

目次

高齢者の熱中症予防

「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
高齢になると、若い世代と比べると、水分量が少なくなっていることが多いので、一旦脱水症状を起こすと重度化しやすいことも指摘されています。
「熱中症」は、屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
特に高齢者は、熱中症への対策を、強く意識していくことが必要です。

熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下することが多く、
暑さに対するからだの調整機能も低下しているので、注意が必要です。

高齢になると、暑さを自覚しにくく、熱を逃がす体の反応や暑さ対策の行動が遅れがちです。温度計、熱中症計などを活用し、自分の感覚に頼らずに、今いる環境の危険度を知りましょう。
スマートフォン等で、後段で紹介する熱中症警戒アラートを受信できるようにしておくこともおすすめの対策です。

熱中症予防のポイント

暑さを避ける

熱中症から身を守るためには、屋外であっても、屋内であっても、暑さから避けることが第一です。
窓から熱が入ってくることを防ぐため、窓の外にすだれなどにより日陰をつくることが有効です。カーテンを厚手にすることも効果が期待できます。
エアコンをかけるときは、扇風機と併用することで、涼しい空気がいきわたりやすくなります。

こまめに水分を補給する

熱中症から身を守るためには、暑さを避けると同時に、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分補給をすることが大切です。

環境省:熱中症警戒アラート

環境省熱中症予防情報サイト

昨年度に引き続き令和4年4月 27 日から環境省と気象庁が連携し「熱中症警戒アラート」が全国で運用開始されました。「熱中症警戒アラート」は熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境が予測される際に発表されるもので、国民に「気づき」を与え、適切な熱中症予防行動を効果的に促すための情報となっています。
「熱中症警戒アラート」が発表された地域では、普段以上に、こまめに室温をチェックするのどが渇く前にこまめに水分補給するなど、熱中症予防に気を付けたいものです。

「環境省熱中症予防情報サイト」
https://www.wbgt.env.go.jp/

お使いのスマートフォンなどのLINEアプリで、環境省のLINE公式アカウントを友だち追加していただくと、 熱中症警戒アラートの発表や暑さ指数の情報を、受け取ることができます。

詳細はこちらからご確認ください。
環境省 熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/line_notification.php

国交省:住まいの熱中症対策

熱中症を予防するためには、外の暑さを室内に入れないことが第一です。
内窓を設置するリフォームは、工事は短時間でも大きな効果が見込まれます。
エアコンの効きが良くなるので節電になり電気代の節約が期待できます。
今なら国土交通省のお得な補助金も!(令和4年6月6日時点)
参考:◆こどもみらい住宅支援事業(一社)住宅リフォーム推進協議会
気になる方は、「住み続けるか住み替えかのオンライン相談窓口」へ一度ご相談ください。

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